「図書館×クラブ&サークル」コラボ
奈良大学ビブリオバトルサークル「文車」(ふぐるま)と図書館の共催でビブリオバトルを行いました。
日時:5月15日(水)16:30開始(終了17:20)
場所:図書館3Fグループ学習エリア
バトラー4名 観戦7名
今年は4名の発表者(バトラー)が、アピールしたい本を持ち寄って熱戦を展開しました。
※○印は図書館に所蔵あり
大森望『不思議の扉 時をかける恋』・・・3票
○中沢啓治『はだしのゲン』
車谷長吉『車谷長吉の人生相談 人生の救い』・・・6票
○西尾維新『刀語』・・・2票
(発表順)
最後に参加者全員による投票が行われ、『車谷長吉の人生相談』が6票を獲得して今回のチャンプ本に選ばれました。
朝日新聞に連載されていた車谷長吉の人生相談をまとめた本で、
「生きる意味はあるか?」
「小説を書きたいがどうしたらいいか?」
「口汚い妻にうんざりする」
「(公的空間でつまびらかに表現することを躊躇する類の相談)」
等など、切実な悩みに対する、著者の回答たるや。
『不思議の扉』とあわせて未所蔵本につき、現在図書館で購入手配中です。
今回の参加本は、前回と合わせて図書館入り口フロアでミニコーナーを設置します。
興味を持たれた方は、手にとって見てください。
~ビブリオバトルとは~
参加者が面白いと思う本の魅力を5分間つかって生の語りで紹介する書評合戦。
2007年に京都大学の研究室ではじまり、現在は全国大会もあるスポーツのような書評会です。
※2016年は奈良大学ビブリオバトルサークル「文車」のメンバーが全国準チャンプに輝きました。
公式ルール(ビブリオバトル公式Webサイトより)
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2.順番に一人5分間で本を紹介する.
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.